僕が六本木に会社をつくるまで

一人の会社員が日本初のソーシャルネットワーキングサービス「GREE」を作る。
 利用者20万人を支える責任感、「楽天」退社、手探りの会社設立・・・。
 大学生時代にインターネットブームの到来を受けて、ブログもネットも“普通”にあやつる僕らの世代の起業術は、「やりたいことを仕事にする」「20代の本当のリスクを考える」「ベンチャーだからこそ経験できる」…とてもシンプルな方法。
かなり等身大の内容。この本の著者、GREEの社長の田中さんには、一度セミナーで会ったことがある。その時、「先日、会社の登記を済ませました。」って言ってた。なんとなく、そのときは普通の人って感じがした。この本を読んで、ほんとに普通なんや。って感じた。(どっからが普通で、どこまでが普通じゃないのかが難しいところやけど・・。)
 やりたいことをするための方程式=「やりたいことがあって、それが仕事になって、それでお金が稼げるようになる。」シンプルやなぁ〜。そやねんなぁ。もっとシンプルに考えればいいよな。「売れるから、集まる。集まるから売れる。」もっとシンプルに。
 本書の冒頭に「人生は問いかけるものでなく表現するものだ。」って言葉があった。すべては、これなんやと思う。「これ成功するんやろか?」とか、「時間の無駄なんと違うやろか?」とか、あれこれ疑問を持つより、表現することが大事なんや。実行に移すことが大事なんや。行動せずに後悔するより、失敗して後悔したほうが何十倍もいい。
 「行動こそパワーであり、自分を信じるための宗教なんや。」これ、東京に来る前に、先輩に相談したときにもらった言葉。もっと大切にせなあかんな。
GREE
http://gree.jp/