伝説の実業家 近藤藤太

死の直前、老賢人は何を教えたのか?
 価値観が根底から覆されるこれからの10年を、ボクらはどう生きればいいのだろう?
 戦争を生き抜き、富と名声をほしいままにした伝説の実業家、近藤藤太。彼が教えてくれた、世代を超えた知恵と勇気!
 彼はテクニックを教えない。彼は生き様を見せる。
 彼の人生に触れると、明らかに何かが変わる。修羅場を乗り越えてきた人間の大きさに圧倒され、自分でも何かできるのではないか、と心揺り動かされる。彼の魂に接すると、希望を抱きつづける力、生きる力が得られるからなのだ。そのエネルギーを、本というかたちで缶詰にして、あなたに手渡すこと。そして雷に打たれるような体験を、あなたと共有すること。それが本書における、私の役割である。<プロローグより>
あっという間に、読み終えた一冊。本書の著者は、ほとんどいつもは、マーケティングの本を書いている。今回は、かなりこの「近藤藤太」という人物に感銘を受け、晩年、藤太の住まいだったオーストラリアに行ったり、藤太が日本に来たりして書き上げたものらしい。
 あっという間に読んでもたから、あんまり頭に残ってない・・。いいなぁって思ったページにチェックした。その言葉を書こかな。
 まず一つ「人生の切り替えポイントに立ったとき、一番悪いのは流されること。意思を持って決定すればどっちに転んでも後悔しないが、流されれば恨みつづける事になる。」
 も一つ「奇跡が起こらないのは、飛び込まないから。飛び込むと助かる。飛び込まないヤツはだめ。海一面が火で覆われている。上から見ると火が燃えている。まわりは火でも、水の中は冷たい。飛び込むのはイヤ。でも、水の中の方が助かるんだ。」
 「人間は一つではなく、多数の人格でできている。自分はこういう人であると思い込んでいる。それは幻想でしかない。“世話役”“賢者”“戦士”“遇者”」ん〜。思い込みって怖い。
 「人間は考え方で人生が決まる。でも残念なことに、多くの人は、自分になんてできない、自分なんてそれに値しないと、自分で自分の能力に制限をかけてしまう。未来の自分を信頼することが大切。」んん〜納得!
「近藤藤太/国際トラブルシューター」
http://www.ecareer.ne.jp/ARTI/bs/0309/15.html